映画の話。その2

さて、あまりにも長くなりそうなので区切ったけれど、これもどこまでか。

映画の話、第2弾。


映画研究会入って第一号。

トータル・リコール」(リメイク版)

もうね、かっこよかった・・・!!!
映像も話も気合い入ってるなあ・・・って感じ。スターウォーズを彷彿とさせるようなシーンもあったり。
主演の人ハンサムだしね!
サークルの時間がぱつぱつのところダッシュで買いに行った夕飯のパンと飲み物をすっかり忘れて見入り、あっと言う間の2時間って感じの作品。

映画のレビューを見たらあんまり評判よろしくなかったのですが、私はすっごく好きだなあ。

アクションとか、世界観は勿論だけれど、ちゃんと伝えたいメッセージがはっきり表れてるっていうのも、素敵だったと思います。

007の本を読んでるとか、ターミネーターのポスターがあるとか、お札がオバマさんとか、近未来設定ならではの遊び心も満載で。

どうも、オリジナル版は映像からしてきつい、というのが父君の見解らしく。

それでも先輩の話を聞いたところ、オリジナル版を観ないとわからない、クスッと笑えるネタもあったみたいなので、いつか気が向いて機会があったら観ようと思います。

主役がこれでもか、ってぐらい失敗したり、しかかったりするあたりは、007のカジノロワイヤルと慰めの報酬を思い出したりしました。

無敵のヒーローってのも、なんだか物足りないし、いいんじゃないでしょうか。



映研第2弾

おおかみこどもの雨と雪

こちらは正直なんだかなあ・・・って感じでした。

感動する、っていうのは確かにそうで、ほろっときたのだけど、物足りない、というのが正直な感想でした。
前評判ほどじゃあないかなあ、って。

全体的にさらっと流された感じで。悪くはないけれど、やっぱり、ストーリーを削ってもっと、掘り下げるところをぐわっと掘り下げて欲しかったかなあ、って。

あ、でもサマーウォーズをわざと彷彿とさせるようなキャラを交えてあったのは楽しかったなあ。
ああいう遊び心って、好く。

サマーウォーズを期待して観るとううーん、という感じ。
まあ、アニメでも観ようかな、ぐらいで観た方が楽しめるんじゃないかなあ、という雰囲気でした。

ただ、寮に入った身としては、子供の自立ってところにじわっとくるものがあった。





寮でひとりで観た昨夜の日曜洋画劇場探偵はBARにいる

なんだか楽し気なのをつくっているなあ、ってぐらいにしか思ってなかった探偵はBARにいる、ですが、中々楽しかった。
ただ、演出というか、脚本というか、構成というか、映画を観た!!っていうよりは、
長めのドラマを観た!!!って感じでした。
悪くはないけれど、勿体ないという感じ。

キャラクターが面白くて、え、見た目がり勉でぐうたらしている方が肉体派!?とか、そもそもの主役のコンビの設定が良いのに、いまひとつその面白いコンビの取り合せを生かしきれてないなあ、って個人的には。
すっごい面白いのに、もっとそこ掘り下げてよ!といいたい。

ギャグなんだかハードボイルドなんだかシリアスなんだか、って取り合せは面白いし、話も好きだったので、次は構成、演出、あたりがもっとがつんとくるぐらいにやってくれるのを期待しつつ、そのうち2が出るのを待とうと思います。

そして松田龍平さんって、いつ見ても素敵な、そして不思議な役者さんだと思う!!!





と、ぐだぐだでしたが。
ひとまずこんな感じ。


本も映画も楽しめる間に楽しまないと、そのうち課題でぺしゃんこになる気がします。


これから本日唯一の授業、行ってきます。

野火でした。