癌ノートのこと

日本将棋連盟会長の米長邦雄さんが本日亡くなられたとのこと。
夕食時のNHKのニュースで知りました。

最近はコンピューターとの名勝負で話題になられたように思います。
奇をてらった戦法でしたから、うーん、って方も居られたようですが、私は、とても名勝負だったと思います。

永世棋聖
19歳からプロになって、60歳で引退。
それからここまでの9年間、どんな思いでいらしたのだろうとは、私には図れないけれど。

癌と闘っていらしたのは、知っておりましたが、こんな突然に旅立たれてしまうとは露ほども思っていませんでした。
癌との闘病生活を綴った「癌ノート」は、おそらく多くの人が耳にしたことはあるのでは・・・と思うのですが。

図書室で見つけたのは受験モードに入る直前で。
おしいことをしました。
読んでおきたかった・・・・・・。

もしも、受験無事に終わったならば、そしてまた巡り合う機会があるならば、きっと読みたい。

私のことだから、恐ろしいくらい薄情なまでに、忘れているのだろうけれど。
何かのおりに、この記事を読み返して、ああ、と思い出すことが出来れば、と祈りつつ。

お疲れ様でした、と、ご冥福をお祈りして。


野火でした。


2012.12.18