大雑把

A型は几帳面だと、誰が言ったんだ、というぐらい、自分が大雑把なのは知っていたのですが、ここまで大雑把だと思わなかったよ、って、そんな午前中。

昨日は、10:00に茶道部室に集まって、30分から、講師の先生や、顧問の先生、そして後輩4人と共に、障子の張替えをしました。初、体、験☆

みんな予定があるとか言って、来ないから。その内何人かは坂道を登って登校するのが面倒なだけだとふんでいるのだけれど。
入ったばかりの健気な一年生がメインに。
唯一来た二年生も、この春転入して入った子だから、実質上級生私一人。
何だよ・・・とか思ってましたが、中々にのんびりしてて、楽しかったです。

最後は妙な女子会みたいになりました。


さてさて、何が大雑把かと言いますと、障子の張替えですね。

四枚あって、7人。
一枚にに2人付いて、顧問の先生は、1人で、っていう組合せでまずタオルで濡らしてはがしていくのです。
私は講師の先生とだったのですが。

何人か一年生は綺麗にべろーんとはがすことに全精力を注いでいて。
私や先生方は、まあ、最終段階綺麗だったらね、と。

しかし。

その先生や他の一年生も、そこそこ丁寧なのですが。
私と講師の先生のとこだけびりびりびり・・・・・・。
不器用、ではなく、気にしない。ええ、本当に気にしない。
そしてみんなが丁寧にはがしているのを手に収めながらやっているのに、びりびりと駒切れにはがし、それを放置。
ばりばりはがしている最中に我に返って、うわ、汚い、みたいな。
残りも汚いし、残骸がばらばらと床に落ちていて、さらに他のとこはそうでもないのに、適当にはがすから、濡れタオルもフルに気にせず使って床もびちゃびちゃ。
2回拭いてもまだ尚濡れているという。

顧問の先生に「汚なっっ!!!」と叫ばれました 笑

講師の先生と「組合せ間違えましたねー・・・。」と。
顧問の先生には「一番几帳面そうな人達が一番大雑把だったのね・・・。」と。

しかし、話をしながらびりびりはがしていると、講師の先生も私もA型で。
やっぱり大雑把、と。「ここまで大雑把とは思わなかったけど。」
そして変なところだけ気になるんですよね、という話に。
私が「私は本棚の本の並びが気になります。」と言うと、講師の先生は「私はトイレットペーパーのたたみ方が・・・。」
トイレットペーパーですか!!!!と笑って返しました。

そして、何とかはがして、はけで糊付け。
大雑把と発覚した講師の先生と私は早々に「私達は糊には手を付けません」宣言 笑

几帳面な後輩が丁寧に張って、和紙を張ったら、カッターでふちを切る。
最初の一枚こそ後輩がやったものの、あまりの手持ち無沙汰感(というか役立たず感)に、2枚目からやると楽しい楽しい。

「上手いね。」と言われて「私刃物好きなんです。」と言うと「え?」みたいな。
ああ、こうして私は言葉の選択間違えるんだな、と思ったけれど、私はカッターをやったと言ったら母にも「あんたは刃物好きだものね。」と言われたからまあ、いいか、と 笑

性格には刃物を使ってする作業が、好きなんですけどね。
彫刻刀と、のこぎり使っての作業が小学校から大好きです。

さて、そうこうしているうちに障子が完成してはめ込むと真っ白な障子に窓から光が当たってまぶしいこと、まぶしいこと・・・。

またやりたいですね。

そしてもうちょっと几帳面になりたいけれど、無理そうですね。


最後には先生が色んなお菓子と、そば茶と、抹茶を持ってきてくださったので、一つの机を囲んでわやわやと。
色々お話しました。
先生と大河ドラマの話したり、本の話したり。
それ聞いた後輩が「日本史好きなんですか。」とか「先輩って本好きなんですねー。」と話掛けてくれたり。
先生とは坂の上の雲、後輩とはミヒャエル・エンデのモモの話で一時盛り上がる。

最近本にはまらないように気を付けてるんです、と顧問の先生(担当教科国語)に言ったら評論を読めと言われた。
先生が受験に出やすい作家の名前を出して下さったのですが、評論嫌いなので、「香山リカさんじゃあ、ダメですか。」と言ったら「あの人はあんまり出ないなあ。」と言われた。松尾ばションボリ。


まあ、人数少なくあーあ、って思ってましたが、楽しかったです。


あと1週間で引退とか、寂しいなあ、もう。