行基様さま

久しぶりに更新したブログの題が、まさかの行基という 笑

昨日の出来事があまりに嬉しかったので。

実は、三年生になってから、私は文系クラスということもありまして、日本史が1週間に5単位ということで、1日1時間あるのですが。
それがとても嬉しくて。
日本史が元々好きなところに、去年、今年と担当してくださった日本史の先生が本当に素敵な授業をなさる方で。
その教えている事柄や人物に関しての余談とか、説明をマシンガントークのように話される先生なのですが。

興味ない人は退屈でよく寝るみたいなのですが、私はそれが大好きで。

従って日本史の授業が大好きで。

去年は週に2日しかなかったのですが、すっごい頭痛とかでフラフラな日も学校に来て、1時間目の日本史だけでも受けて帰る・・・!!!みたいな馬鹿なこともやったり。
残念ながら、学校そのものに行けなかったので休んだ日ゼロというわけには行きませんでしたが、学校に行って、日本史の時間に保健室に行ったこともなければ、日本史の授業前に早退したこともなく。

最近は、その毎日の日本史のために学校に行っているといっても過言ではない。
過言ではない、っていうか、ほとんどそれですけれど。
日本史と、部活で私の学校への意欲は成り立っているので。
日本史が1時間目の日とかはもう気がくじけそうなのをいや、でも部活が・・・、みたいな。

そのぐらい日本史が大好きで、先生の話も片っ端からノートにとっている私ですが。

その最近先生がマシンガントークいきおい3割増しみたいな状況にある奈良時代なのですが。
奈良時代聖武天皇と、行基が大好きなためにぐわーっと3割増しで、マシンガントークをとる勢いを早めている私に中々ここのところ先生は当てて下さらず。

それが、昨日、何と、当てられて。


先「では、野火(苗字)さん。」

野「はい。」

先「これ(行基)は何と読むかわかりますかね。」

野「ぎょうきです(!!)」

先「おお、そうですね、ぎょうきですねえ。聞いたことは?」

野「あります(!!)」

先「じゃあ、ちょっとどんな人か言ってもらえますかね。」

野「地方を回って・・・。」

先「地方を回ってのあと、もうちょっと大きく。そこは合ってますんで。」

野「地方を回って、庶民に教えを説いたお坊さん・・・。」

先「おお、教えを説いた。そうですねえ。えっと、この行基はですね・・・。」


こう、ナチュラルに授業のマシンガントークに戻られる 笑

その姿を見つつマシンガントークをメモしながら以前一度だけ下の名前にさんを付けて読んで下さったのに今回は苗字なんだな・・・と寂しく思ったり 笑

はたまた、あれ、先生「ぎょうき」といいつつ、黒板に今、読み仮名「ぎょうい」と書いたぞ、いいのか?あれ、私が違う?いや、教科書も私も先生も「ぎょうき」だ、とか思ったりしました。

先生のマシンガントークを聞くところ、どうも庶民に教えを説いたことよりは、土木作業の方を答えると思っていたらしいことが判明。
そっちは内容掘り下げたとこかと思ったんだよ・・・と思い、教科書を見たら土木と大仏しか触れてなかった。
おい!!

でも、先生が行基が教えを庶民に教えるまでのとことか好きに話すところが好きで、先生アツいな、好きなのかな、先生も、とか思ったら、「僕も尊敬しているですね、この行基ですが。」と仰ったのでテンションがMAXに。

私も尊敬しているのです!!!と、言えればどんなにいいか。

先生は坂本龍馬が好きとか色々あって、一度まともにお話してみたいのですが、出来ず。

担当クラスにあたった方とかは優しくて話やすい先生とおっしゃるのに、普段の表情が無愛想に写るので何となく話かけづらい。
でも、その先生にしても、明林堂の店員Dさんにしても、その無愛想そうな表情が私は好きなのだからやってられないですね。


先生のマシンガントークは、制度のとこだと、自分を出したものになるとこが好きです。
農民に対してのお触れだと、その先生はT先生と仰るのですが、いきなり「おいT。お前はー、古い水路を直しただけだから、土地は一代限りで、国に返せよー、と、こうなります。」という、説明になる 笑
お前はーっていっつも伸ばす感じが好きなのです。


そんなこんなで、行基いいですよね!!と先生に声をお掛けすることは叶わず。
それでも授業は大好きで、いつか卒業までには・・・、ともくろみつつ。


野火でした。