憧れ

かっこいいとはこういうことさ、が紅の豚のポルコならば、ムーミンスナフキンは何だろうと、阿呆なこと、NHKのBSで再放送されたムーミン谷の彗星を観て思った。

冬休みに放送してて、偶然付けたのを観たのだけれど。
番組表を漁っていたら見つけて録画したのが1週間ほど前。
録画したそれを観たのが今日。
前回は途中からだったので、最初から観れて満足。
でも削除する気になれない不思議 笑

だって可愛いし、面白いし、そしてあのスナフキンは何だ。

スナフキンって、理想のタイプ、とか冗談半分に呟いてみたら、大人の方でもそう言う方は多く居らっしゃる、と母に返された。

え、嘘!と思わずにやっぱり?と思うところがスナフキンだと思う。

スナフキンって、とことん素敵に作ってあると思うんです。
キャラクターそのものが。

そんでもって今回のアニメは声が子安さんで。

恐ろしい状況でも、周りを考えて行動する姿が素敵で。

ムーミンとフローレンが危ない状況だったのに、本人達には知らせるまいと平静を装って助け出すあたりとか。
せっかくそうしてたのにフローレンが叫び声上げちゃってムーミンにもばれちゃった時にもすぐに助けの行動に移るとことか。
何よりミィがそれで「どうしたの?」って言った時に「なんでもない、来るな、ミィ」っていうところがかっこいい・・・かっこいいというのかな。ナンなんだろう。
とにかく素敵。

性格とかもひとり何だか卓越した感じがあって素敵なのです。

もう何だこれ・・・って。

イケメンというのかハンサムというのか何ともしっくりくる表現はないのだけれど。
スナフキンスナフキンなんだよなあ、としか言いようがない。

中学生の時、ムーミンシリーズを少し読んでいた時期があったけれど、それもスナフキンとミィの旅の話が好きで。
(余談ですがスナフキンとミィが片親違いの姉弟って、私は冬休みに初めて知りました)

何故小学校で読まなかったムーミンを中学でふと読みたくなったのかは謎ですが。
しかも中学3年。

その時の自由奔放なスナフキンと、ひとつの台詞が大好きで。

強く印象に残ってるそれは、手帳の後ろに書いたり、好きな言葉のメモにあったり。
今でもある。

       たいせつなのは、じぶんのしたいことを、じぶんで知ってるってことだよ。

単純な言葉なんだけれど。
中学生の私にも、そして今の私にも。何故か胸にくる言葉で。

何なんでしょうね。

スナフキンって、誰もが憧れる存在で、誰もが一度は憧れる生き方なのかもしれないなあ、と個人的には思ったりしたのだけれど、どうなのでしょう。

このただでさえかっこいいスナフキンが子安さんの声で、なこのシリーズ。
放送シリーズにならないかしらと思ったら、4月5日になるのかな。
毎週木曜日、19:00〜のシリーズ放送になるようで。

嬉しいな、とさっき愚痴をこぼしたかわりに思う現金な私 笑

まあ、愚痴って記事にするのはあんまりよろしいことではないですしね。

ではでは、そんな気分で課題に追われつつ。


ムーミン谷の夏まつり (講談社青い鳥文庫)

ムーミン谷の夏まつり (講談社青い鳥文庫)

ちなみにあの台詞とスナフキンとミィの旅はこの巻。
ニョロニョロの秘密もわかっちゃう一番好きな巻です。

つぎに好きなのはムーミン谷の冬なんですけどね。
おしゃまさんの話とか素敵だし。モランも切ない。

ムーミン谷の冬 (講談社青い鳥文庫)

ムーミン谷の冬 (講談社青い鳥文庫)

見たら新装版が可愛かった。欲しい。

新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)

新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)

新装版 ムーミン谷の冬 (講談社文庫)

新装版 ムーミン谷の冬 (講談社文庫)

思えば、久しくアニメのカテゴリー出てきてなかったな、と。あと野球。
そしてこの記事はアニメなんだか読書なんだか徒然なんだか。徒然のが良かったかな。