強運の持ち主

相変わらず、試験前というのに危機感がありません。
目前の試験よりMP3の方に焦る私。いかがなものかしらん。

更新全然だったし、現在進行形でとても遅いので、あんまり関係ないのですが、今回の試験期間の更新も本にしようかなー・・・と考慮中です。

ただ前回みたいにシリーズとか作家さんだと長かったので、もう気の向くままいこうと思います。
自分の本棚とか。

今回のは友人から貸していただいたものなのですが。

強運の持ち主 (文春文庫)

強運の持ち主 (文春文庫)

調べたら結構前の本だったのですねー・・・。

今回は何とも邪道なもので、実は表紙のイラストが好きで。
今使っている筆箱と同じイラストの方だー!!と。
そしてそのイラストの方を知りたいと思って。

瀬尾まいこさんだったので読んでみるかなー・・・とか思いつつ、買うにはいたらず。
どうしたものかとこぼしたら、聞いた友人が「あ、私持ってるよ」ということで貸していただきました。
かなり久しぶりに家で本読みました。

占い師という設定なのに、全然占いに頼るとか無くて。
占いっていうのは、その人の背中を押してあげるためのものなの、というスタンスがとても素敵でした。

相変わらず軽いけれど。
この方の作品は登場人物・・・それも、主人公を支える脇役が素敵なんだよなあ、と改めて。

以前読んだ、「幸福な食卓」もダントツでお兄さんの彼女さんが素敵でした。小林さんだったかしら。

幸福な食卓

幸福な食卓

いやあ、でも、こんなこと言ったら上から目線で大変瀬尾まいこさんにもファンの方にも申し訳ないのですが。

幸福な食卓」が新人賞の作品で。

今回の「強運の持ち主」を読んでみると。

成長されたなあ・・・としみじみ。

作品で、ああ、上手くなってる、というのとは違うのですけれど。
何と言いましょうか、瀬尾まいこさんの内面の意味で、引き出しが増えたなあ、という印象を受けました。

軽かったのであっさり読みましたが、「強運の持ち主」良かったです。

この人の最大の特徴は、大団円!と言えるかは人それぞれですが、それでもちゃんと読後感の良い、ハッピーエンドまで持って行くことだと思う。
とても憧れる。

試験があって、試験明けたら文芸部の締め切りと格闘なので、いつ更新出来るかわかりませんが。

またいずれ。

野火でした。


追記:

ちなみに筆箱はこんなイラストです。

気にいってるのに結構傷んできてしまった・・・。

付いているのはいつぞやのリプトンのおまけです。