落ち込んだ時



かなこさんの記事を読んで、ふと、聴きたくなりました。


さだまさしさんが、「こういう時こそ、中島みゆきさだまさし」と仰っていたけれど、わかる気がする・・・。

元気な曲聴いて元気になる人と、悲しい曲聴いて元気になる人と世の中には居るらしい。
陰気で、悲しいとも言われる僕らの曲は、こういう時こそ、聴いてほしい、と。
「がんばらんば日本」の時でしたね。

純粋に明るくなりたい時に聴きたいのは個人的には「春爛漫」なのですが。

ちょっと、落ち込むんだけれど、でも、まだ元気になりたい、という余地がある時には、「道化師のソネット

もうちょっと落ち込む時は、「銀の龍の背に乗って

自分が無力で嫌な人間・・・と思う時には、このへんが聴きたい。
・・・実際、そうだと、つくづく痛感しておりますが。

そういう系統とは違う落ち込みの時には、「風に立つライオン


・・・勿論、励まされる、ふと聴きたくなる曲は他にもありますが。
さだまさしさん、中島みゆきさんで展開すると、こんな感じ。個人的には。


ちなみに、今回の東北関東大震災で、1番リクエストが多かったのはドリカムの「何度でも」。
新潟中越地震の時には平原綾香さんの「Jupiter」だそうですね。

どちらも素敵な名曲だし、わかる気がする。

この二曲が求められるのは、復興に向かって立ち上がろうとする意志の象徴なのだろうか・・・と個人的には思えてなりません。

今回のNHKの連続テレビ小説、おひさまに主題歌に歌詞をつけて平原綾香さんが起用されたのも、実はこのへんのことがあって、戦後の日本と、震災からの復興を重ねあわせる人が多かった為らしいですね。

こんなにも大変なことがあっても、苦しいことに立ち止まっても、前を向こうと、ひたむきに努力しているのだなあ・・・とつくづく。


かなこさん、素敵な記事を、ありがとうございました。


少しでも早く、被災者の皆様が、少しでも違った心境で、“振り返る”ことの出来る日が来ることを祈って。