夏がアツい!!
久々の野球カテゴリーですが、今回は番外編で甲子園。
青春の代名詞は「甲子園」と真っ先に答え、友人に困惑された過去を持ちます。
訪ねた友人は要するに、青春とは、これ如何に?という題材をスピーチコンテストにぶち込もうと企画していたらしく、聞いた相手を間違った、という顔をしつつも、見事にそのアンケート結果をクラス全員の前で読んでくれました。ハハハ。
残念ながら今年は私の高校は県大会初戦敗退でしたが、如水館が頑張って広島代表で出場しております。
何度かこれもう負けるんじゃ・・・と思いながら、逆転勝ちしたりして勝ちあがり、本日の第3試合に出ることに。
うん、何度もサヨナラのチャンス!!と思いつつ上手い相手の守備に阻まれ。
相手ながら素敵・・・と見惚れるプレーがいっぱい。
個人的にはガンガン三振の山を積み上げる試合も勿論好きなのですが、キャッチャー含め、内野手、外野手の守備陣が大活躍してサポートする投手戦が1番好きです。
逆に言えば乱打戦はあまり好きではない。
なので今回の試合はもう、楽しい、楽しい・・・。
今回の如水館はやっぱりセカンドのファインプレーと、何度チャンスを失っても、めげずに投げたピッチャーさん・・・。
心折れたりしないのかな、とヒヤヒヤしていたのですが、すごい集中力だと思います。
最後エラーで一点取られちゃった時なんか、コレで負けたら、ピッチャーもエラーしたセカンドくんも報われないなあ・・・と。せっかく二人とも好プレーだったのだから、尚更。
なので、その裏に勝てて、本当にほっとした。
同点の状態だと、多分もうピッチャーさんは、投げれないんじゃないかな、と思うぐらい本当に落胆してたし、ボールも浮いてきてたから・・・。
相手チームはピッチャーはもちろん、外野も内野も上手いですね。外野と内野の連携プレーがとても上手い。
何度ものチャンスを砕かれたのも、相手のその連携プレーの素晴らしさゆえだと思う。
とくにショートさん、上手いなあ・・・と惚れ惚れ。
負けたとはいえ、ピッチャーはあそこまでしっかり守ってくれたからこそ、落胆も大きくせず、投げれたのだろうな、と。
最後だって、誰のミスでもないもの。
相手ピッチャーさんが、勿論泣きたい、と思うのもあったのだろうけれど、終了の挨拶のあと、笑顔で自ら如水館のピッチャーさんと話を交わしに行っていたのがとても印象的だった。何て爽やかな笑顔。
優勝チーム以外は、どうしても悔しい思いをするシビアな世界だけれど、せめて、ああした笑顔で高校野球を終えれると、素敵だよな、と思う。
そしてクールダウンもちゃんとやっているのだから、高校だけで終わらないのだな、としみじみ。
続けていってくれると素敵。
勿論、出たかっただろうな・・・とも思うけれど。
正直、相手チームの素敵なプレーは、もっと見たかった。
ずっと、3試合続けての延長戦投げてきたエースも、守ってきたナインも素敵だと思う。
まだ当たらなかったらよかったのに・・・と思わず願ってしまうぐらいに。
多分、相手チームが勝っていたら、そのまま相手チームの試合は観ていったと思う。
如水館は何度も代表に出ているのだけれど、初のベスト8進出。おめでたい。
やっぱり地元の代表だから、頑張ってほしいなあ・・・。
プロ野球はやっぱり上手くて好きなのですが、敗退すれば後がないひたむきでシビアな高校野球もやっぱり好きです。どちらもどちらの味がありますよね。
ほとんどプロ野球観ない人が偶然高校野球観て「高校野球のがいい。プロとか何あれ。」とかいうととてもカチンときますが、それでも高校野球ファンが多いのは頷けます。
最後に砂を持ち帰る恒例の光景もとても良いなあ・・・と思う。
爽やかな未練。
土佐丸の犬飼小次郎みたいに、自分達の地元の球場の土を撒いて帰るのもかっこいいと思うけど、ダメなのかしら、と言うと、父に最初にやったらかっこいいけれど、漫画の二番煎じはなあ・・・と。
うん、でもかっこいいと思う。
ドカベンネタが世代に大きなギャップがあるはずの家族間で通じる不思議。
ドカベン大好きです。