第二音楽室
図書室で借りていた佐藤多佳子さんの「第二音楽室」読みきりました。
- 作者: 佐藤多佳子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/11/15
- メディア: 単行本
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短編集でしたが。個人的にはリコーダーの話が好きかなぁ・・・。
クラリネットアンサンブルを思いだして。読んだ後どうしても吹きたくなって、昨日はクラリネットを吹きました。
キャラクターとしては、やっぱり最初の鍵盤ハーモニカの話の江崎くんがいいキャラしてるなぁ・・・と。リコーダーの西澤くんもいいキャラしてましたが。「らじゅ」の江上さんも不思議ないい味出してるキャラクターでしたね。
最後のバンドの話の名美なんかは、実際居そうで、わかるわかる、と思って読んでました。最後のキツイ一言は中々好感が持てましたね。
個人的には「黄色い目の魚」とか「しゃべれどもしゃべれども」の方が好きではあるのですが、今回の話も面白かったです。
佐藤多佳子さんなので、どこかで繋がったりしているのかな、とか思ったりもしましたが。実際はどうなんでしょう。
同時期に出ていた「聖夜」の方も是非機会があれば読みたいです。
何はともわれ、やっぱり家に欲しい一冊だなぁ、という気がしました。