今週のお題「2010年私の漢字一文字」

今年の漢字・・・「病」かなぁ・・・。
ちょっと切ないものがありますが。

小学校生活、中学校生活とずっと皆勤賞を狙うぐらいのペースで行っていたのですが、受験前にガタッと体調を崩してからずるずると体力が無くなっていったのを実感した年でした・・・。
健康第一って、本当ですね。

今年の初めは受験シーズンだったのですが、バンクーバーオリンピックで。
元々冬季オリンピックが好きだった私なのですが。
今年は例年観ていたフィギュアスケートだけでなく、女子モーグルを観て涙し、更に女子カーリングの試合に目覚め・・・という感じで。
特に今回のカーリングはすさまじく。日本以外の試合も時々観たりしてました。すると、どうしても観たくて、カナダ、アメリカ、日本あたりの試合を2日ほど徹夜して観る・・・という真似をして熱を出しました。
弟が新型、普通のA型、とふたつのインフルエンザにかかっていた時期に、ただの風邪ですんだことは不幸中の幸いだったのですが。
受験シーズンとなると、そこまで外に出て遊ぶ、という真似をしていないだけに体力がなくて。
ただの風邪だったのに、受験前に1週間も寝込む、という結果になりました。
受験本番も熱が出るか出ないかのあたりで・・・。
受験は落ちるかとビクビクで、常に情緒不安定でした・・・。

幸い合格したものの、一度失った健康というものは中々取り戻せず・・・。
学校の欠席が多くなり、早退も多かったです・・・。
一度バスの中で意識が朦朧として倒れかけたのは自分でも驚きの体験でした。倒れかけたというか、ほとんど意識がなくなって目の前がぐるぐるして・・・友人曰く、バスの中でへたり込んだそうです。意識の朦朧としていた私には何が何やら、って感じで分からなかったのですが。
あの時は友人が慌ててバスから下ろして家に連絡をしてくれて・・・友人のありがたみを痛感しました。

1番辛かったのは、夏の吹奏楽でした・・・。中学校から続けていたのですが、本当に高校の吹奏楽のメンバーが大好きで。特に自分のクラリネットパートが大好きで。
ずっと続けたかったんですけど、元々体力が落ちていて続けるのが難しかったところに、肩を痛めてしまって。
クラリネットをたった30分吹き続けることも出来ない。左肩が傾いで上がらない、負担が更に掛かった右肩も次第に上がらなくなる・・・という状況が続いて。特に左肩は下手すると物を書く時に机の上のプリントを押さえるのもきつくなるぐらい上がらなくて、クーラーで冷えたらすぐにズキズキと痛むし・・・っていう状況で。
コンクールはどうしても出たくてそれまで大量のシップで何とか耐えたのですが、終わって病院に行くと筋を痛めている・・・とのことで。
私は元来体が小さいのですが、そのこともあって、人と比べて筋肉も骨もまだしっかりしていない。そこで痛めると中々直らないあげく、再発がある。とのことで、高校だけで終わるならいいけれど、大学、それ以降でも趣味の範囲ででも吹きたいのであれば、高校の吹奏楽は断念せざるを得ない・・・ということでした。
先輩方にも申し訳なくって、自分が悲しくって、やめるのも嫌で、そこから一気に体調が悪化して、精神的なストレスからくる胃腸炎や、ウィルス性胃腸炎を繰り返しました。
内科の先生も、保健室の先生もあまりにも続くので、すっぱり吹奏楽はやめた方が・・・と言われ、ついに泣く泣くやめることになりました。
先輩方には面とむかって言えなくて、結局はパートリーダーの先輩に言って逃げるようにやめる結果となってしまいました。
先輩が中学校のEsクラで同じような体験をした、とのことで、受け入れてはくださったのですが、やっぱりやめるのも離れるのも辛かったですね・・・。
未だに校内であったらにこやかに先輩方が声をかけて下さることが嬉しいような、哀しいような、複雑な気分です。

その後大分体調は回復して、文芸部と茶道部の掛け持ちで楽しくはしてますが、今でも冷えると肩がズキズキ痛んだり、長く机についていたら痛む、というのは勘弁して欲しいなぁ・・・と思います。

今年、色々ありました。脅威の1年で胃腸炎8回、という悲しい記録を作ってしまったり、部活をやめてしまったり・・・。
全て自業自得なのが、逆に悲しいです。

でもその代わり、といっては何ですが、心配してくれる人の温かみ、笑って許してくれる優しさに触れたり、夢だった文芸部にチャレンジできたり、茶道部で新たな出会いをしたり・・・と素敵な体験も出来ました。
泣くことも悔しい思いもしたけれど、それなりにいい1年だったなぁ、と思います。

「終わり良ければ全て良し」というのは今年流行った「ゲゲゲの女房」の名台詞と私は思うのですが本当にその通りですね。


そして、来年こそは健康な1年を!!


受験生の皆様は、本当にお体にはお気をつけください!!