KIZUNA

MONKEY MAJIKが、外務省から「震災復興発信使」<KIZUNA大使>に任命された。東日本大震災直後から、地元である仙台を中心に復興支援プロジェクト「SEND愛」を立ち上げ、チャリティーライヴを実施し、チケット売上金全額を義援金として宮城県庁に寄付するなど、継続的に支援活動を行ってきた彼らの実績が認められての任命だ。

「震災復興発信使」とは、「復興発信使派遣事業」(政治、経済、産業等の各分野でアピールできる有識者や被災地で活躍し、生の体験を発信できるNGO等に海外で講演会等を行い、高い発信能力・技量をもって復興・発展に向かう「元気な日本」を印象付ける事を目的とする事業)の一環として行われるもの。今回「震災復興発信使」に任命されたことにより、メンバー4名はカナダで無料アコースティックLIVEを開催することが決定。そのコンサートを通じて被災地での経験等を語ることで、「元気な日本」を世界へ発信していく予定だ。

震災の直後は正直音楽のことを考えれなかった。
人として当たり前のことをしなくちゃいけないと思った。

今もあの言葉が残ってる。

震災の直後。
様々なアーティストが、自分の分野で出来ることはなんだろう、って考えて。動いて。

それはとても素晴らしいことだと思う。

でも、その中で、アーティストである前に、人間として出来ることを、って、音楽活動ではなく、震災後のボランティアなんかに奔走した姿があって。

自分達はカナダ人だけれど、仙台がホームだから。って、仰ったメイナードさんが。

自分の家と向き合うのは恐いという職人さんが、他の人のことに真剣に向き合って、他の人を助けている間。

その向き合うことの出来ない職人さんの家のことを手伝ったMONKEY MAJIKさんの姿が。

KIZUNA大使。

“絆大使”じゃあないところが、ピッタリだな、って思った。


私の着メロは、今も「Headlight」