重力ピエロ
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04/01
- メディア: 単行本
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読みました。
実は調子崩すのが、先週も続いてて、その時にちょこちょこ読んでいたのですが。
いやあ・・・うん。
好きだな・・・って思う。
でも、テーマとしては、最後の結末は、認めない、って思う方もいらっしゃるのではないかな、と。
個人的には、主人公の泉水さんが、今のところ、っていう感じが、そういうのに対しての意思表示な気がして、好きです。
とても個人の意見ですが。
私は実は東野圭吾さんが苦手で。
人間の、暗い部分、嫌な部分、それが出てて、それでもって、罪を容認してしまうところもあること。
小説は、完全な夢物語であっては嘘っぽいけど、その少なからずも、嘘っぽさがないと、って思うのですが。
でも、そういう罪の容認、っていう話でも、伊坂さんの作品だと、こうも違うんだな、と。
ゴールデンスランバーでも思ったけど。
伊坂さんは、登場人物たちを、大切になさっているんだな、ってすごく思った。
書き出しが、もう何とも言えず、好きです。
映画も機会があったらみたいですが。
映画の予告編も、書き出しのフレーズはありましたね。