ゴールデンスランバー

昨日更新したかったのですが、観た後に寝てしまいました。

ゴールデンスランバー [DVD]

ゴールデンスランバー [DVD]

前から映画は気になっており、更には原作も気になっていたのですが、タイミングを掴めず。
映画を観てから、読もうかな、という気になりつつあります。

いや・・・しかし。
暗いというか、一風変わった話なのですが、役者さん選びが良いので観れる・・・って感じですね。
何だか一歩間違ったら「20世紀少年」みたいな方向に走りそうな作品ではあるのだけれど、全体的に監督さんもあるのでしょうか、役者さんが独特の映画の雰囲気作り上げてる感じがとても好きです。

元々堺雅人さんと吉岡秀隆さんが好きなので、ウキウキしていたのですが。
いいなあ・・・。
役者さんが本業じゃない方が入ると画面が緩むかと思いきやそんなことはなく。
むしろそこに本業つっこんだらきついのかもしれない。
でもでも、本業じゃない・・・とは言いつつ、劇団ひとりさんは良いなあ、と思った。
上から目線で皆様にはとても失礼な話です。

予定外でしたが、伊東四朗さんは相変わらず素敵です。
演技している時の伊東さんはもうそれはそれは・・・。
素朴ですけど、いい味出すなあ、って感じです。
同業の方からの評価が高いのも頷ける気が。

余談だと、主題歌とかエンディングとかの斉藤和義さんも好きでございます。
・・・原発のあれはちょっと、という感じではありましたが。
(その方が好きならばすべて受け入れてこそファンだよ、というほど私の心は広くないのです。)

監督さんなのか別に担当さんがいらっしゃるのかはわかりませんが、今回の映画はカメラワークもとても好きだなあ、と最初から思いつつ。


しかし、ああやって、人と人が繋がる感じはとても好きだなあ、と。
感情がある人だからこそだよなあ、とつくづく。



昨日は実は団地のお祭りに少しだけ顔を出しました。
吹奏楽の後輩と、先生に挨拶することを目的にステージを聴きに行きました。
曲目相変わらずだなあ、先生・・・と思っていたらアンコールは嵐でびっくり。
アンコールぴったりでしたよ。

そしてちらりと見て私に気付き、足を止めてくれる後輩がとても好き。
私が好かれているかというとそれはひどい部長であり、ひどい先輩だったので何とも言えないのですが。

先生ともお話を。今年ついに80人という大人数のとりえを生かしてマーチングもコンテストに参加、銀賞だったそうです。
だから、体育祭でも出来たのか。
私達も出たかった・・・と思いつつ。コンクール嫌い人間だったので文化祭のステージマーチングが性には合ってたかしらん。

先生はずっとマーチングやりたいと言っていらしたので嬉しそう。
「来年は90人になるかもしれん」とうきうき仰ったあとぽつりと「まあ、わしも居らんけどの。」と仰った。
「私も、顔を出せるのは今年が最後ですね。」と私も返答。
寂しいなあ・・・と。
私の知っている後輩も今年で引退だから、私が中学校の部活に顔出せるのも今年一杯まで。

まあ、来年からは忙しいのもあるだろうけれど。

繋がり。

どうせなら少しでもあるうちに、大切にしておきたいな、と思う。

そしたらいつか、それを宝箱の隅から取り出して、懐かしさと温かさに変わったりするのではないかな、とか。

そうであれば良い。




          月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。


ふとそんな言葉を思い出して。

野火でした。