ストーリーバトン part3

ちょっと漁ってたら見つけちゃったので。バトン、久々に自分からです。


†ヒロイン救出バトン†

だ、そうです。久々にストーリーバトンのようなの発見したのでウキウキです。




†ヒロイン救出バトン†

あなたはこれから物語の主人公となり、
幼馴染であるヒロインを救出してください。


ヒロイン→☆
あなた →『』
ナレーター→・


・ヒロインが、あなたの元へやって来た!
☆「ここにいたんだね!手作りのクッキー作ったんだけど味見してくれないかな?」
『・・・毒見の間違いじゃないよね?』


・彼女はとても疲れきっているようだ。
☆「一生懸命作ったんだよ。徹夜したんだから!」
『・・・徹夜でクッキーて・・・。よほど湿気てるかよほど材料無駄にしたかだよね?』


・そんなことをしている時に遠くのほうから悲鳴が!
☆「悲鳴だわ!なにかあったのかしら!?見に行きましょう!!」
『いや、でも触らぬ神にたたりなしって言うし・・・』


・あなたはヒロインに強引に連れて行かれました。
☆「あの方向からするとおそらくあなたの家の近くじゃないかしら!?」
『・・・どういうこと?』


・そこにはあからさまに悪そうな魔王がいた!
☆「あぁっ!あなたの家がめちゃくちゃに潰されてしまっているわ…!」
『何?潰すってゴジラサイズなの?何?戦隊ヒーローのクライマックス気取り?』


・魔王の手にはあなたの妹が…!
☆「カレンちゃんが殺されてしまうっ!!」
『え、ちょ、待って!!』


・カレンちゃんはあなたに助けをもとめています。
☆「あのままではカレンちゃんが!! あなた!早く助けに行かないと大変なことに…!」
『え、金用意すべきなの?』


・魔王はあなたに気付き、攻撃を仕掛けてきました!
☆「あっ!危ない!!カレンちゃんが…!」
『・・・・・・こっちの心配は・・・?』


・あなたは大ダメージを受けました。
☆「だっ大丈夫!!?致命的なダメージだわ!」
『・・・・・・ダメージに対しては“致命的”は使わないんじゃないかな・・・。』


・さらに魔王はカレンちゃんを投げ捨てました!
☆「なんてことを…!!」
『じゃあ何で奪ってたのか意味わからないんだけど。』


・あなたは怪我を負いながらも妹を助けました!
☆「すごいわ!そんな怪我でよく動けたわね…!」
『いや、妹が上から降ってきただけなんだけど。下敷きになっただけなんだけど。』


・怒り狂った魔王はヒロインを連れ去りました。
☆「キャーッ なにするのよっ!離してバカーッ!!」
『女だったら何でもいいのかよ。何?妹捨てといて守備範囲広いの?狭いの?』


・妹はヒロインを助けるように促します。
『えー・・・まあ・・・後味悪いしなあ・・・。』


・かわいい妹が言うなら立ち上がるほかありません。
 “助けてあげてよお兄ちゃんっ!!”
『じゃあ、ひとまず銀行言ってくるから。』


・そんなこんなであなたは頑張って魔王の城へ潜入しました。
『いや、銀行行くって言ってんじゃん。世の中金だよ?』


・あからさまに怪しい部屋が目の前に・・・!
『・・・何、誘ってるの?それともバカなの?』


・ヒロインの声がその部屋から聞こえてきたので間違いありません!
『・・・・・・展開早くないですか。』


・あなたは勇気を振り絞ってドアを開けました!
『たのもーっっ!』


・そこには魔王とヒロインの姿が…!
☆「助けに来てくれたのね!」
『うん、まあ、一応展開上ね。』


・魔王が突進してきました!
☆「危ない!これをモロに喰らえばあなたと言えどもひとたまりもないわ!!」
『何?避けるの?マトリックス避け?』


・魔王が勝利を確信したのか油断しました。
『あ、そこトランクケース置いてますけど・・・。あ、あ〜あ、言わんこっちゃない・・・。足の小指は痛いよ。』


・魔王はふらふらと窓のそばに寄りかかりました。
☆「チャンスよ!そのまま落っことしましょう!」
『・・・何?ヒロインにあるまじきセリフですけど貴方本当にヒロイン?実は魔王とかじゃないよね?言っておくけどその台詞が許されるのはバキボキメモリアルの未亡人の奥さんだけだからね?』


・魔王は足をすべらせて落ちてしまいました。
☆「やったじゃない!あなたは英雄よ!!」
『いや、正直何もしてないんだけど・・・。どんだけ足の小指弱かったの。』


・あなたは無事にヒロインを助け出し村へ帰りました。
☆「私たち結婚しましょう!そしてあなたのような立派な子供を育てましょう!!」
『いや、その内、人妻好きに捕まって「私が旦那を崖へおびき出すから貴方は落して」とか言いそうで恐いからいいです。』


・村の人たちは強引にあなたとヒロインの結婚を開きました。
☆「いっしょに幸せになりましょうね。」
『何で?ひどくね?やっぱ色んな意味で魔王だろ??』


・めでたしめでたし。

次にヒロインを救出させる勇者を選んでください。

フリーです。我こそはーみたいな方は是非。コメントしてくださればウキウキとお訪ねさせていただきます!!!




こういうのって、性格モロに出ますよね。人様のは読んでいてとても楽しいです。

・・・己にもセンスがあれば良いのですが・・・。
何でかわからないけれどぶっつけ本番で内容確認せずにやったら(バトンは正直いつもですが)やたらと低テンションなヒーロー(?)になってしまいました。何故。

そんな感じで野火でしたー。